興信所についてわかりやすく解説していきます。
興信所の仕事と依頼先選び

初夏のころ、私が久しぶりに出た繁華街でウインドウショッピングを満喫していたときに体験した話です。

同じ方向に流れている人の波の中に、なんだか気になる人が2人いました。
 (なんだかちょっと雰囲気が違う気がする)
私は、ふと目についたそのふたりに違和感を感じ、少し後をつけてみることにしました。2人の視線は、とあるひとりに注がれていました。人ごみの中、その目線の先を追ってみると、1組の仲睦まじい男女がいました。
(これってもしかして。)
そうです、私は浮気調査をしている調査員の2人をつけてしまっていたのです。まさか、この世に本当に興信所があって、活動しているとは…。この時まで映画のなかだけのものだと思い込んでいたのですが、初めて本当の興信所の存在を知ったのでした。

興信所の仕事は、実際はすごくハードなんだそうです。小説やテレビの中の興信所にあこがれて興信所を目指し、興信所事務所の門をたたく人は少なくありません。しかし、実際に興信所になるためには、興信所事務所に入ってから学ぶべきことはかなりあり、興信所に関わる法的知識を学んだり厳しい実地訓練を受けると、憧れの世界が厳しいものだと知って去っていく人も少なくないようです。
研修後に調査に出るようになれば、訓練よりもさらに過酷な状況はいくらでもあり、不規則な生活にもなるはずです。それでも興信所で調査員をやっている人は、人の為に役立ちたいと、常々考えている人たちなのかもしれません。

優良な興信所に依頼をするために、最も役立つのは、実際に興信所に依頼したことのある人からの情報です。もし、知り合いに興信所を頼んだことのある人がいれば、その人の依頼先と感想を聞き参考にするべきです。
しかし、興信所への依頼について自ら話したがる人は、なかなかいません。そのような場合は、ネット上で評判や口コミを拾い上げていくことも可能ですが、ネット上の情報は、うのみにせず、話半分程度で参考にするのが良いようです。

ただ、どうしても、藁をもつかむ気持ちで興信所に依頼する方も多く、その気持ちにつけ込んで悪徳業者に利用されやすいこともあります。依頼を考えるときは、信頼のおける興信所選びが必要でしょう。

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